仏像修復のプロセス
process
彫玄で行っている仏像修復の工程をご紹介します。
STEP
破損状況確認、記録
修復仏像の破損状況確認及び墨書などの記録、専門家による古文の解読
STEP
解体、洗浄
寄木造りの仏像は解体し、膠、塗料、ヤニ、埃を洗浄除去する。
STEP
欠損部補修
欠損部を新規に作成し補填する
STEP
胡粉下地
胡粉と膠を混ぜた胡粉下地を塗布し木目や細かな傷を埋める
STEP
研ぎ出し
胡粉下地で埋まってしまった彫刻の彫りを研ぎ出し、整形する
STEP
下地塗装
胡粉下地よりも粒度の細かい塗料で下地塗膜を形成する
STEP
研ぎ出し②
細部まで研ぎ出し整形する、この塗装と研ぎ出し作業を数回繰り返す
STEP
仕上げ塗装
漆やカシュー、その他塗料を使い分け仕上げ塗装を行う
STEP
盛上胡粉
極彩色の紋様を、粘度の高い胡粉等で盛り上げていく
STEP
箔押
専用箔押しのりを用いて金箔を貼る
STEP
彩色
顔料絵具を用いて紋様の彩色や淡彩色を行う
STEP
古色、完成
修復仏を納める堂内の雰囲気に合わせ金箔の剥落や古色彩色を行う
修復事例
case
制作集団彫玄では、伝統と職人技術を結集し、仏像の彫刻および修復のプロフェッショナルとして信頼されています。貴重な仏像が美しさを失ったり、損傷した場合には、ぜひ私たちにお手伝いさせてください。
身延山大学入学、オープンキャンパスや
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制作集団彫玄
お仏像の美しさを永く伝えるお手伝いをさせていただきます。
どうぞお気軽にお問い合わせください。